2016年F1オーストラリアGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは7位だった。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=7位
ウエットになると分かっていたから、Q3を前にわくわくしていた。すばやくコンディションに適応しなければならないような状況が好きなんだ。
インターミディエイトで出て行き、すごくいいペースで走れて満足していた。でもセッション終盤に路面が乾いていき、スリックタイヤの方がいいタイムが出せるようになることは分かっていた。
今思えば、もう少し早くピットに入って、スリックで少なくとも2周走れればよかったね。そうすればいくつかポジションを失わずに済んだ。
でも上位勢でペナルティを受ける人がいるから、5番グリッドからのスタートになる。まずまずのポジションだし、Q2をスーパーソフトで通過できたのも大きい。それが明日奏功してライバルたちに近づけるといいね。
(F1iに対して語り)最後のラップが肝心だと分かっていたけれど、スリックタイヤに慣れるための1周を設けなかったことが問題だった。
おそらく僕より上位のドライバーたちは(スリックに換えてから)少なくとも2周は走っている。こういうコンディションだとトライアル&エラーの状況になる。ターン1を走ってから「ああ、もっとブレーキングを遅らせるべきだった」と思ったりするんだ。
あと1周あったら、楽にいいタイムが出せただろう。スリックでの走りを最大限に生かせなかった。上位に行くポテンシャルはあったのに、タイミングを誤った。
Q3ではいい判断ができなかったにしても、Q2をスーパーソフトで戦うというのは正しい判断だった。それが決勝で助けになるだろう。