2016年F1オーストリアGPの土曜予選で、フェラーリのキミ・ライコネンは6位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=6位
今日はいろいろなことが起きた。Q3で雨が降ってきたが、セッション終盤には路面が乾いてきて、ドライタイヤがいいのかウエットがいいのか、判断するのが難しかった。
でも難しいコンディションの時に僕らはうまくやることができなかった。たくさんの要素があって、肝心なタイミングでいいラップをまとめることができなかったんだ。
6位というのは少しがっかりだけど、本来ならもっと速さがあったことは分かっている。それに前にいるふたり(ニコ・ロズベルグとセバスチャン・ベッテル)が(グリッド降格)ペナルティを受けるから、それほど悪い位置じゃない。
週末を通して、ドライでもウエットでもマシンのハンドリングはいい。速さもあるから、明日は問題ないと思う。
決勝では皆が苦労するだろう。タイヤがどのぐらい持つかは、コンディションに左右されるし、それが重要なカギになる。今日よりもずっといい結果を目指すよ。
さまざまな小さな問題や理由があって、これより速いタイムは出せなかった。自分たちの仕事を見直し、その責任を負う必要がある。
僕自身、もっといい仕事ができたはずだけど、もう少しだけうまくやれたはずの細かい要因がたくさんある。僕はもっとプッシュすべきだった。でもどこでグリップを得られるのか、判断するのが難しかった。
(メルセデスはウルトラソフト、自分はスーパーソフトで決勝をスタートすることについて)それが大きなアドバンテージになるかどうかは、天候次第だろう。