F1オーストリアGP、予選Q1は気温27度、路面53度のドライコンディションでスタート。フリー走行3回目でクラッシュしたニコ・ロズベルグはガレージで修復作業が続いていたが、開始5分ごろにマシンへ乗り込み、いきなり最初のアタックで首位を奪い、トップで通過した。
セルジオ・ペレスは右リヤのサスペンションが壊れ、ガレージへ。すでに1分07秒657のタイムを記録していたためQ1落ちは免れたが、マシンを降りて修復を待つことに。
終盤、トロロッソのダニール・クビアトが右リヤサスペンションの破損により、大クラッシュ。ドライバーは自力でマシンを降りたものの、クルマは大破しており、残り1分44秒の時点で赤旗中断となった。
セッションは14時32分に再開、まもなくトロロッソのカルロス・サインツJr.が白煙を上げて、ストップ。これでセクター1とセクター2がイエローとなっていたが、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは自己ベストタイムを更新したため、審議対象となっている。
マノーのパスカル・ウェーレインが10位で通過。マクラーレン・ホンダの2台もQ2へと進出している。
<予選Q1暫定結果>
1位 ニコ・ロズベルグ
2位 セバスチャン・ベッテル
3位 ルイス・ハミルトン
4位 マックス・フェルスタッペン
5位 バルテリ・ボッタス
6位 キミ・ライコネン
7位 ニコ・ヒュルケンベルグ
8位 フェリペ・マッサ
9位 ダニエル・リカルド
10位 パスカル・ウェーレイン
11位 カルロス・サインツJr.
12位 ジェンソン・バトン
13位 セルジオ・ペレス
14位 エステバン・グティエレス
15位 ロマン・グロージャン
16位 フェルナンド・アロンソ
<脱落>
17位 ケビン・マグヌッセン
18位 ジョリオン・パーマー
19位 リオ・ハリアント
20位 ダニール・クビアト
21位 マーカス・エリクソン
22位 フェリペ・ナッセ