2016年F1オーストリアGPの金曜プラクティスで、ウイリアムズのフェリペ・マッサは7位/12位、バルテリ・ボッタスは10位/9位だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ フリー走行1=7位/2=12位
天候のせいで完璧な金曜日だったとはいえない。でも少なくともウエットでもドライでも走って、ふたつのコンディションでマシンを理解することができたから、そういう意味では悪くない。
天候のせいで予定していたすべてを学習することはできなかったが、コースの半分がひどいウエット状態で、残りの半分がかなり乾いた状態で走り、ウエットでマシンのフィーリングがいいことを確認できた。だからマシンを理解するという点ではまずまずの金曜日だったといえる。
今年は(再舗装され)以前よりもずっとスピードが出るようになった。アスファルトのグリップが少し高くなったんだ。縁石はフラットになり、今までよりも活用できるようになった。乗りすぎると大変なことになるかもしれないから、どの程度活用するかはドライバー次第だ。
自分たちの位置は、明日、皆が同じタイヤを履いて同じ燃料量で走った時に分かるだろう。
バルテリ・ボッタス フリー走行1=10位/2=9位
マシンバランスをうまく見つけるという点で難しい一日だった。FP2で雨が降ったためにマシンのセットアップに苦労した。でも明日のFP3までにはマシンを改善し、ラップタイムを向上させることができると確信している。
雨の中、コースに出てマシンバランスをチェックしたというのはいい判断だった。土日に雨が降る可能性があるからだ。ウエットコンディションでマシンがどういう挙動を見せるのか、ある程度分かったので、雨が降った場合にどう調整すべきか、判断できるだろう。