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フェラーリはMGU-Kに1トークン、ベッテルはギヤボックス交換で5番手降格へ
2016年07月02日 01:11
AUTOSPORT web
手痛いグリッド降格を受けるベッテル。まずは予選で上位につけておきたいところ
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ギヤボックスの交換により、F1オーストリアGPで5グリッド降格のペナルティを受けることになる。
前戦ヨーロッパGPでは、ニコ・ロズベルグに続いて2位に入ったベッテル。特にギヤボックスにトラブルを抱えていたわけではなかったが、オーストリアGPの週末を前にチームがトラブルの兆候を発見。ドイツの「Auto Motor und Sport(アウト・モーター・ウント・シュポルト)」によれば、ギヤボックスのオイルに金属片が見つかったという。レッドブルリンクはオーバーテイクが難しいサーキットではないため、追い上げる機会はあると判断し、チームは今回の決断に至った。
これにより、ベッテルは6レース連続で同じギヤボックスを使用しなければいけなくなる。テクニカルトラブルのためにスタートできなかった場合、もしくはフィニッシュしなかった場合、そのレースはカウントされない。
またフェラーリは、今回のレースに向けてMGU-Kのアップデートのためトークンをひとつ使用している。
各パワーユニット・マニュファクチャラーのトークン使用数と残りトークンは次のとおり。
フェラーリ:29トークン(残り3トークン)
ホンダ:20トークン(残り12トークン)
メルセデス:21トークン(残り11トークン)
ルノー:11トークン(残り21トークン)
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