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初音ミク×グリコがポッキーで音楽奏でる企画 SONICWIREでは食音配布も!

2016年07月01日 21:01  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

初音ミク×グリコがポッキーで音楽奏でる企画 SONICWIREでは食音配布も!

江崎グリコと「初音ミク」で知られるクリプトン・フューチャー・メディアがコラボして、ポッキーの音で音楽を演奏しようというキャンペーンを実施。7月1日、都内某所で実演付き記者発表があるというので行ってきましたよ。


【元の記事はこちら】


夏、チョコを冷やして食べると美味しいのは周知の通りですが、グリコはそれをさらに一歩進めて、ポッキーを食べる音(食音)で音楽を演奏できないか……と考えたんだそう。
そこでコラボ相手に選んだのが「初音ミク」で知られるクリプトン・フューチャー・メディアという訳です。実際、冷やしたポッキーは「いい音」がするのかを科学的に測定する為、口の構造を模して内外にマイクを配置したポッキー食音測定装置を開発。その結果、冷やしたポッキーは音量、トーンとも常温より1.5倍「いい音」が鳴ってるんだそうです。ちなみに説明する様子は記者発表というより、まるで「学会」のような雰囲気。……ここまでガチでやるんだ……。


この測定装置の実験により、食べる(かじる)時の口の形を変化させると、ポッキーで音階が奏でられることを確認。そこで、様々な曲を演奏してみようという「冷やして鳴らそう♪お菓子のいい音(ネ)」キャンペーンがスタートさせています。


現在店頭に並んでいる各種ポッキーのパッケージ裏面には、ポッキーで奏でる曲の「楽譜」が掲載されています。「グリコ」のサウンドロゴのほか、ベートーベンの交響曲第5番「運命」や第9番といったクラシックまで。何気に「ねこふんじゃった」が最難関なんだそう。



グリコの担当者によれば「誰でも1袋(箱半分)くらい使って試行錯誤すれば、音階3つくらいは鳴らせるようになります」とのこと。コツはよく冷やすことだそうですよ。ちなみに、通常のポッキーと極細ポッキー、音程の違いはないものの、極細ポッキーの方がシャープで大きめの音になるとか。


パッケージ裏の「課題曲」が演奏できるようになったら、グリコの公式Twitterアカウント「@glico_PR」をフォローして、動画をハッシュタグ「#お菓子のいい音」とつけてツイートすると、オリジナルスピーカーバッグや初音ミクのオリジナルタンブラーが当たります。また、優秀作品は東京・渋谷の街頭ビジョン「グリコビジョン渋谷」で放映されるそうですよ。ポッキーの音って結構大きく、特別なマイクを使わなくても、スマホで十分収録できます。


また、アーモンドチョコレート「アーモンドピーク」には、初音ミク「夏の音(ネ)ARカード」(全7種)を封入した期間限定パッケージが登場。このARカードは、ARアプリ「COCOAR2」で読み込むと、夏を感じさせる音(海、氷、花火)などをテーマにしたオリジナルソングを聴くことができます。カードを冷やすと絵柄も変わるので、こちらも冷やすと吉ですよ。


「冷やして鳴らそう♪お菓子のいい音(ネ)」キャンペーンについて、詳しくは公式サイトで。初音ミクや京都フィルなど、様々な人による演奏動画も見ることができます。ポッキーの音で「千本桜」なんてのも……。


クリプトン・フューチャー・メディアでは、この食音をサンプリング(スタジオで、担当の人が食べて録音したそうですよ)した音源を同社のサウンド配信サイト「SONICWIRE」で無料配信中。ポッキー5種の他、アーモンドピークの食音までパッケージされているので、これで演奏して楽しむこともできます。


ポッキーで音楽。みんなでセッションしても面白いですね。