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資生堂が「ドルチェ&ガッバーナ」フレグランス・メイク事業と独占ライセンス契約締結

2016年07月01日 19:22  Fashionsnap.com

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資生堂グループが、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」のフレグランスとメーキャップ・スキンケア商品の開発、生産および販売に関する独占グローバルライセンス契約を締結した。6月に発表された米ガーウィッチ社買収に続き、資生堂ブランドのプレステージ領域におけるブランドポートフォリオを強化していく。

資生堂「D&G」ビューティー部門とライセンス契約の画像を拡大

 ライセンス契約は、資生堂グループが掲げる「中長期戦略 VISION 2020」の一環で、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)地域本社においてフレグランス事業を担うボーテプレステージインターナショナル(Beauté Prestige International S.A.)を通じて締結。現在、「ドルチェ&ガッバーナ」のビューティー商品はフレグランスが主力だが今後、資生堂の技術力、商品開発力を活かしメーキャップやスキンケアを含めた商品ラインを強化していくという。魚谷雅彦資生堂グループCEOは「世界中で大きな存在感を発揮している D&G社とライセンス契約を締結できることは大きな喜びです。ファッション・デザイン性や文化的価値を資産とする日本とイタリアを代表する企業同士のコラボレーションにより、新たな価値を創造・提供し、ブランド力をさらに高めていきます」とコメント。なお、現在のライセンス先とは移管契約を交わし、10月1日以降に事業を引き継ぐ。