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『帰ってきたヒトラー』『生きうつしのプリマ』に出演 カッチャ・リーマンの新場面写真公開

2016年07月01日 17:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『帰ってきたヒトラー』(c)2015 MYTHOS FILMPRODUKTION GMBH & CO. KG CONSTANTIN FILM PRODUKTION GMBH

 ドイツの女優カッチャ・リーマンが出演にしている話題作『帰ってきたヒトラー』と『生きうつしのプリマ』。このたび、各作における新場面写真が公開された。


参考:ヒトラーの格好にドイツ市民はどう反応したか? 『帰ってきたヒトラー』主演俳優インタビュー


 『帰ってきたヒトラー』は、2012年にドイツで発売され、200万部を売り上げたティムール・ヴェルメシュによる小説を映画化したもの。歴史上“絶対悪”であるヒトラーが現代に甦り、モノマネ芸人と誤解されて引っ張り出されたテレビの世界でスターとなり、次第に民衆の心を掴んでいく模様を描く。


 公開されたビジュアルには、リーマン演じるベリーニ局長が、オリヴァー・マスッチ演じるヒトラーと話しているシーンが収められている。ベリーニ局長は、ドイツの人気テレビ局で、電子たばこを手に、いつでも冷静沈着に判断をする女局長であり、ヒトラーさえも、彼女のことを高く評価してしまうほどの女性だ。


 『生きうつしのプリマ』は、フォン・トロッタ監督が『ハンナ・アーレント』主演のバルバラ・スコヴァとふたたびタッグを組んだミステリー。メトロポリタンオペラで活躍する、亡き母に瓜二つな歌手の存在を知ったゾフィが、ニューヨークへ渡り、彼女のことを調べるにつれて、母の隠された事実を知ることになる模様を描く。


 リーマン演じるゾフィが歌っている模様の場面写真が公開された。ゾフィは、仕事も恋もうまくいかずくすぶっているジャズシンガー。自身の恋では悩み迷い、さらに母の知られざる過去にも振り回されるという役どころだ。(リアルサウンド編集部)