マクラーレンはF1ヨーロッパGPで、直線スピードを稼ぐために角度の浅いウイングを用意し、リヤブレーキダクトにも変更を加えてきた。
写真では見えづらいが、ブレーキダクトのインレット付近にあった水平なフラップは外され、リヤアクスル中心線より後方のカスケード上のフラップは、微妙に形状が変わっている。
チームはシャシーの効率を上げることで、燃費の問題とパワー不足をカバーしようと考えているようだ。ダウンフォースの軽いウイングはドラッグの軽減に役立つ。リヤブレーキダクトの変更は、ドラッグ軽減とパフォーマンス向上の両方を狙ったものだろう。