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スーパーGT富士メーカーテストは濃霧に。走行は午前の1時間で終了

2016年06月30日 17:31  AUTOSPORT web

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スーパーGT富士タイヤメーカーテストの様子。霧のため1時間の走行となった。
6月30日から、富士スピードウェイではスーパーGTのタイヤメーカーテストがスタートした。1日目はGT500クラスが7台、GT300クラスが8台参加したが、濃霧のため走行は午前の1時間のみで終了となった。

 この日のタイヤメーカーテストは、GT500クラスではニッサンはカルソニックIMPUL GT-R、フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、S Road CRAFTSPORTS GT-Rの3台が参加。レクサスはWedsSport ADVAN RC F、ZENT CERUMO RC Fの2台、ホンダはEpson NSX CONCEPT-GT、RAYBRIG NSX CONCEPT-GTという2台が参加した。

 GT300クラスでは、GAINER TANAX GT-R、グッドスマイル 初音ミク AMG、Studie BMW M6、GAINER TANAX AMG GT3、30号車TOYOTA PRIUS apr GT、ARTA BMW M6 GT3、SUBARU BRZ R&D SPORT、マネパ ランボルギーニ GT3という8台が参加している。

 このうち、GT500クラスのEpson NSX CONCEPT-GTと、GT300クラスのグッドスマイル 初音ミク AMGは6月8日に鈴鹿サーキットで行われたタイヤメーカーテストでクラッシュ。6月18~19日のSUGO公式テストをスキップし車両修復に取り組み、Epsonはカラーリングも終え今回のテストに臨んでいた。

 しかし、この日の富士スピードウェイは朝から悪天候となってしまった。小雨交じりのダンプコンディションで濃霧も発生してしまい、午前は当初10時~12時の予定が10時57分~11時57分と1時間の走行に留まってしまうことに。午後も14時~16時の予定が、濃霧のため走行中止となってしまった。

 午前の1時間のセッションで1分35秒266というトップタイムをマークしたのはカルソニックIMPUL GT-R。次いで1分35秒397のRAYBRIG NSX CONCEPT-GT、1分36秒387のZENT CERUMO RC Fという結果となったが、コンディションもありタイム差はかなりある状況となった。

 GT300クラスでは、新たなフレームに交換となったグッドスマイル 初音ミク AMGが1分42秒550で最速。Studie BMW M6が2番手、GAINER TANAX AMG GT3が3番手という結果となっているが、こちらもGT500同様タイム差がかなりあり、アタックしてのタイムではないのは明白だ。

 この荒天の影響もあり、7月1日に予定されていたセッションが延長され、午前、午後合計で7時間のセッションとなっている。