レッドブルリンクが、エステルライヒリンク時代に使用されていた旧コースを含める形で改修される計画があることが分かった。
レッドブルはかつてエステルライヒリンク、A1リンクと呼ばれていたサーキットを買収、改修の後、2014年からF1オーストリアGPを復活させた。
エステルライヒリンク時代に極めて高速だった約5.9kmのコースは、大事故の後、F1カレンダーから脱落、その後、元のコースの一部をショートカットする形で約4.3kmのコースに生まれ変わった。
レッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツが、オールドセクションを復活させることを検討していると、オーストリアのSalzburger Nachrichten紙が報じた。
レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコは、「現時点ではすべて計画の段階である」と述べているものの、もし実現すれば素晴らしいサーキットになるとの考えも示した。
「ふたつのコースを融合させれば完全に新しい世界になる。その結果、世界で最も魅力的かつ最速のサーキットのひとつになるだろう」
バーニー・エクレストンはこの話題を歓迎する発言を行っている。
「ドライバーは旧コースに興味を抱くだろう。今よりもよりはっきりと大人の男と少年の違いが分かるようになる」