マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、今週末のオーストリアGPが、前戦ヨーロッパGPや昨年のオーストリアよりいいレースになることを期待していると語った。
アロンソはバクーでは予選14位でQ3には進めず、決勝ではトップ10の少し下を走り続けた後にギヤボックストラブルのためリタイアを喫した。
また、昨年のオーストリアGPではオープニングラップにキミ・ライコネンとの接触によりリタイアに終わっている。
「(オーストリアは)バクーよりもずっと短いコースだけど、かなり難しい。ミスが全く許されないからだ」とアロンソ。
「1周は70秒以下だから、全車のタイムが接近し、コンマ2、3秒の差でグリッドが数列違ってしまう」
「ここで速く走るには、優れたトラクションと空力の効率のよさが必要だ。バクーの時より高い競争力を発揮できることを願っている。去年は1周目でレースが終わってしまったから、今年はもっと長く走りたいね」
「カレンダーの中で一番テクニカルというわけではないが、要求が高いコースだ。いくつか高速コーナーがあるし、ひとつもミスをすることなく慎重に71周を走り切らなければならない。準備万端でやってくるから、いい週末になることを期待している」