2016年06月30日 12:11 リアルサウンド
イーサン・ホーク監督作『シーモアさんと、大人のための人生入門』より、日本版予告編が公開された。
本作は、89歳のピアノ教師シーモア・バーンスタインを追ったドキュメンタリー映画。50歳でコンサート・ピアニストとしての活動に終止符を打ち、以後の人生を“教える”ことに捧げてきたバーンスタインが、決して平坦ではなかった人生を、ピアノの調べとともに語る。
メガホンを取ったのは、イーサン・ホーク監督。アーティストとして、一人の人間として行き詰まりを感じていたホーク監督が、ある夕食会で87歳(映画製作時)のバーンスタインに出会い、彼と彼のピアノに魅了されたことにより制作に至った。
このたび公開された予告編では、シーモア・バーンスタインのピアニストとしての成功や、朝鮮戦争時代のつらい記憶、演奏会にまつわる不安、舞台恐怖症になったホーク監督を救った言葉などが、ピアノの旋律とともに収められている。また、ホーク監督の依頼で35年ぶりに開かれた演奏会の模様も収録されており、客席にはマーク・ラファロの姿も見られる。(リアルサウンド編集部)