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伊勢丹新宿店で山本寛斎らクリエイターによる元気祭り開催

2016年06月29日 19:52  Fashionsnap.com

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オープニングセレモニーの様子 Image by: FASHIONSNAP
デザイナー兼プロデューサーの山本寛斎が手掛ける「日本元気プロジェクト」と伊勢丹がタッグを組み"夏まつり"をテーマにファッションを通して日本を元気にするイベント「元気祭り with Kansai Yamamoto」を開始した。イベント初日の6月29日に伊勢丹新宿店で行われたオープニングセレモニーには山本寛斎や、三越伊勢丹ホールディングスの大西洋代表取締役社長執行役員、写真家のレスリー・キー(LESLIE KEE)をはじめとする参加クリエイターらが登壇。イベントの期間は7月5日まで。

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 「元気祭り with Kansai Yamamoto」は、日本の生活文化とモノ作りを追求し、グローバルな視点で"日本のコトの価値"を発信するキャンペーン「JAPAN SENSES(ジャパン センスィズ)」の一環。本館1階=ザ・ステージには、山本寛斎が手掛ける「カンサイ ヤマモト(Kansai Yamamoto)」の1点物のショーピースをはじめ、同イベントのために制作したクチュールラインやカプセルコレクションが登場。本館2階=TOKYO解放区では、好きなデザインを選んでEPSONのプリンターでプリントできるTシャツなどが販売されるほか、昨年開催された「日本元気プロジェクト2015」でレスリー・キーが撮影した作品が展示される。また、3階では「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」「プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)」「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」「マサヤ クシノ(Masaya Kushino)」ら、国内外で活躍するデザイナーが山本寛斎をトリビュートした1点物のコレクションを展示。なお、1~3階の会場では、いけばな草月流家元の勅使河原茜によるファッションといけばなを掛け合わせたインスタレーションが展開される。
 山本寛斎は、「想像していた以上にエネルギーを発した空間に仕上がっています。昔からの伝統的なやり方であるお祭りこそが今後の未来をつくるものになる」とコメント。大西洋は「経済環境が非常にグレイッシュで先が見えない世の中ではあるが、山本寛斎さんのようにお祭りのようなマインドを持って発信していくことが大事」と話した。
■元気祭り with Kansai Yamamoto会期:2016年6月29日~7月5日※本館2階=TOKYO解放区のみ7月12日まで開催会場:伊勢丹新宿店 本館1階=ザ・ステージ、 ウインドー、 2階=センターパーク/TOKYO解放区、 3階=ウエストパーク/プロモーション、 屋上ほか