その挙式を引き受けてくれたのは、ラスベガス目抜き通りの最北端「ストラトスフィア」ホテルの向かいにある「The Little Vegas Chapel」。経営者のマイケル・ケリー氏は『ktnv.com』の取材に、「命を持たない“物質”と結婚しようというのですよ。最初は何がなにやらさっぱり理解できませんでしたが、話しているうちに“テクノロジーがどれほど人の気持ちに食い込めるものか、よし、一肌脱ごう”という気になりました」と語っている。そのような結婚にネバダ州が婚姻許可書(マリッジライセンス)を発行するわけもないが、アーロンさんは今、やることはやった満足感でいっぱいだそうだ。機種変更の時がきたら、彼はそれを“離婚・再婚”と表現することであろう。