GP2バクー、決勝レース2でのドライビングが原因で、今週末F1オーストリアGPと併催されるラウンドを出場停止処分となってしまった松下信治。所属チームのARTは代役として、GP2経験豊富なレネ・ビンダーの起用を発表した。
オーストリア出身で24歳のビンダーは、2012年シーズン終盤にチーム・ラザルスからGP2デビュー。その後、アーデンやトライデントに移籍し、2015年はMPモータースポーツで後半戦に出場するなど4シーズンにわたって活動したものの、目立った戦績は挙げられなかった。GP2でのベストリザルトは、2013年モナコ決勝レース2での6位。2016年はフォーミュラV8・3.5シリーズに主戦場を移し、ロータスから参戦。現在ランキング4位につけている。
松下はF1イギリスGPと併催の、GP2シルバーストンから復帰する予定だ。