風情ある石畳がヨーロッパを訪れたような気分にさせてくれる丸の内ブリックスクエアを歩いていたときのこと。ガラス張りで、外からでも見える天井まで届きそうなワインセラーがひと際目を引くワインビストロを発見! レンガ造りの三菱一号館美術館を望む雰囲気あるテラス席と何百種類もあるワインに惹かれ、「マルゴ丸の内」についてリサーチしてみました。
◆初心者からワイン通までうならせる!700種のフランスワインがラインナップ
「厳選されたフランスワインを銘醸からデイリーまでボトルで約700種ご用意しています。地方や品種が一緒にならないよう各地の個性が楽しめるように工夫し、ワインが初めての方もワイン通の方も楽しめるように気を付けて選んでいます。」と話してくれたのは、店長の中島さん。グラスワインもスパークリング2種、白6種、ロゼ1種、赤7種、甘口・フレーヴァード3種、シェリー3種の約20種があり、月に何度か変更しているのでいつ訪れても楽しめるそう。
ちょっとずついろいろな種類を飲みたいという希望には、平日限定のテイスティングセットをおすすめしてくれました。なかでも、リッチな白・バランスのよいロゼ・スパイシーな赤という味わいの違いが楽しめるグラスワイン3種(1000円)は欲張りな私にぴったり。これは仕事を早く終わらせて通いたくなりますね。
◆ワインとのマリアージュを楽しめる、フランスの郷土料理を中心としたビストロ料理
ワインに合わせていただくのは、フランスの郷土料理を中心としたビストロ料理。ローストポテトやチキンの香草パン粉焼きなど小皿主体で500円からとリーズナブルなので、ついついワインも進みそう。いちばん人気は「尾崎牛のグリル」(2500円)で赤ワイン「ムーランナヴァン レ・ヴィエイユ・ヴィーニュ(ティボー・リジェ・ベレール)」(グラス1300円)との相性が抜群! 「尾崎牛の繊細な味わいとこのワインの持つ奥行きや程よいタンニンと酸がとても合います」(同)。こんな風にそれぞれの料理に合うワインを聞きながらセレクトすれば、最高の夜になること間違いなし。せっかく700種類もあるので、ぴったりの銘柄を選びたいですね。
◆気分はパリジェンヌ。緑とレンガのテラス席で乾杯を
まるでフランスのとある風景を切り取ったかのようなテラス席は、都内の喧騒を感じさせないゆったりとした雰囲気。緑豊かな中庭とレンガ造りのレトロな雰囲気が素敵な三菱一号館美術館に隣接していて、友達や仲間との大切なひとときを過ごすのにぴったりです。東京駅から5分とアクセスも便利なので、会社帰りにワインをたしなみに出かけてみませんか。