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はるやま商事が「イーブス」取得へ、ウィメンズカジュアルとして展開

2016年06月28日 18:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 紳士服を扱う「はるやま商事」が、日鉄住金物産の100%子会社「遊心クリエイション」が運営していたアパレルSPA業態「イーブス(YEVS)」を展開するため、子会社を設立することがわかった。今秋を目処にウィメンズカジュアルブランドとして展開を開始する。

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 はるやま商事は、「イーブス」展開のための子会社を7月中に設立予定で、特許庁へブランドの移転申請を出願中。8月中にブランド移転の手続きが完了する見込みだ。2016年秋頃から出店を予定し、年5~10店舗のオープンを計画する。ブランドカテゴリーは、28~45歳をターゲットにしたウィメンズカジュアルで、価格帯はトップス2,000~6,000円、ボトム3,000~7,000円。5年後には100億円の売上を目指す。同社はこれまでにもウィメンズブランド「ミリオンカラッツ(Million Carats)」を展開してる。  はるやま商事は、現在経営不振により清算中の「遊心クリエイション」からブランドを移転する形で商標権を取得。メンズ・ウィメンズを展開していた「イーブス」は34店あった店舗を今年3月末に全店閉鎖している。