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18歳のレッドブルジュニア、F1テストデビューが決定

2016年06月28日 15:11  AUTOSPORT web

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セルジオ・セッテ・カマラがトロロッソでシート合わせ
トロロッソは、レッドブルのジュニアドライバーであるセルジオ・セッテ・カマラをシルバーストンでのF1合同テストで起用することを明らかにした。

 ブラジル出身18歳のセッテ・カマラは、今年F3ヨーロピアン選手権で2年目のシーズンを送っている。彼はすでに2012年型レッドブル・ルノーRB8のデモランを行った経験を持つが、現行F1カーで本格的な走行を行うのは今回が初めてとなる。

 イギリスGP後に開催されるF1合同テストで、初日12日はカルロス・サインツJr、2日目にセッテ・カマラが走行すると、トロロッソは発表した。
 
「僕にとってF1公式テストに参加するのはこれが初めてだ。確実にベストの仕事をすると同時に楽しみたい。毎日経験できるようなことではないからね」とセッテ・カマラ。

「シルバーストンのことはよく知っている。走ったことがあるコースだから、当日はコースレイアウトを新たに学ぶという作業なしに、マシンに集中することができる」

 チーム代表フランツ・トストは、若手ドライバーにF1マシンを経験させるのは興味深い仕事であると語った。

「若手ドライバーたちがどう適応するのかを見るのは非常に興味深い。F1の大きなパワー、ダウンフォース、ブレーキングに加え、F1というスポットライトを浴びるプレッシャーにも対処しなければならないのだ」
「将来どう成長するかに関する理解を得られるのは貴重な経験だ」
「セルジオをチームに迎えることができて喜ばしい。両者にとって有意義な経験になることを願っている」