ウイリアムズはF1カナダGPでも見られたローダウンフォース/ロードラッグのリヤウイングと併せて、ノーズの開発を続けている。
ノーズコーンそのものは、バーレーンで導入された新しいショートノーズだが、フロントウイングを吊り下げるステーの形状が変わっていた。以前のものは先端から徐々にノーズの方に向けてカーブしていたが、バクーで見られたものは、垂直に立ち上がったあと一気にノーズに向けて曲げられている。
この小さな変更は、ウイングステーのターニングベーンとしての効果を利用して、気流をうまく車体後方へと流すことを狙ったものだ。