スーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍する小暮卓史が、自身の地元である群馬県太田市にある“ぐんまこどもの国児童会館”で行われた『スペシャル科学工作』に参加。工作を楽しみながら、子どもたちにレーシングカーの奥深さを伝えた。
この教室のコンセプトは“身近な材料を使用して、モータースポーツへの興味を広げる”というもの。小暮は2010年から同イベントに参加しており、今年で7回目の登場となる。
一昨年はゴムの動力を用いた『ぐるぐるレーシングカー』を、昨年は空気の力を利用した『空気で走るレーシングカー』を子どもたちと制作。そして、今年は“重さ”をテーマにビー玉を利用した『ビー玉 DE レーシングカー』作りに挑戦した。
当日は梅雨の晴れ間に恵まれ、多くの家族連れがぐんまこどもの国に来園。午前と午後に合計2回行われた小暮の工作教室には、約60名の子どもたちが参加し、親子揃って『ビー玉 DE レーシングカー』作りを楽しんだ。
また、工作教室終了後には、毎年恒例となっている小暮への質問コーナーも開催。子どもらしい率直な質問の数々に小暮も笑顔で応じ、交流を深めていった。
イベント終了後、小暮は「子どもたちが一生懸命に、そして楽しみながら作業をしている姿が印象に残りました」とコメント。7回目の工作教室を振り返っている。
「これまで行なってきた工作と同様に、身近にある材料で作ることができるレーシングカーですが、実車と通じる部分も多く、より上手く、正確に走らせようとすると奥が深いものでした。そこが楽しさでもあるので、今回も有意義な時間を過ごすことができたと思います」
「子どもたちの一生懸命な姿に心を動かされ、レース活動に打ち込むことを再認識し、次のレースも頑張っていきたいと思います」