UFCの世界で活躍した元格闘家、ライアン・ジンモさんが急逝したことが大きく伝えられている。カナダでひき逃げにあったもようだ。容疑者はまだ捕まっていない。
元UFC格闘家のライアン・ジンモさんがカナダのアルバータ州エドモントンでひき逃げに遭い、34歳の若さで命を奪われた。事故が起きたのは26日早朝で、道路に倒れているところを発見され病院に搬送されたものの死亡が確認された。
総合格闘技ファンや関係者がSNSを通じて続々とジンモさんへの哀悼の言葉を寄せている。
地元警察は「現場では2台の車のドライバー同士がその直前に言い争いをしていた様子が目撃されています」とし、市民にさらなる情報提供の協力を呼び掛けている。車から降りてもう片方の車のドライバーに詰め寄ろうとし、そこで急加速によりはねられた可能性があるという。ジンモさんをはねたとみられる車両は暗い色の古いピックアップトラックで、白人の男が最低でも2名乗っていた。また現場では別の赤い車が彼らの車にぶつけられる寸前であったことがわかっており、その運転手を探して話を聞きたいとしている。
ジンモさんは“秒殺”記録保持者のひとり。7秒で相手をノックアウトさせるなど華やかな活躍ぶりであったが昨年UFCを引退していた。英『BBC』はこの事件に添え、ジョーダン・パーソンズ(ひき逃げ・享年25)、キンボ・スライス(心不全・享年42)、イワン・コール(ロシアンルーレット・享年25)と格闘家たちはなぜこうも不運な早死にを遂げるのかと伝えている。
出典:http://www.bbc.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)