映画『ライオット・クラブ』が夏から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開される。
同作は、イギリス・オックスフォード大学に実在するクラブ「The Bullingdon Club」をモデルにしたローラ・ウェイド脚本による舞台『POSH』を映画化した作品。選ばれたエリートのみが入会を許されるThe Bullingdon Clubには、デーヴィッド・キャメロンやボリス・ジョンソンといった政治家や財界人もかつて多く所属していたという。
物語の舞台は、2万人の学生から10人のみが入会を許されるオックスフォード大学の秘密の会員制クラブ「ライオット・クラブ」。非常識で下劣な入会儀式を突破して会員となった新入生や、会長の座を狙って陰湿な争いを繰り広げるメンバーの姿、クラブの伝統である晩餐会をきっかけに彼らの欲望が暴走していく様が描かれる。
メガホンを取ったのは『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグ。ライオット・クラブのメンバーを演じるキャストには、『あと1センチの恋』のサム・クラフリンや、マックス・アイアンズ、ダグラス・ブース、オリー・アレクサンデル(Years & Years)らイギリスの若手俳優が名を連ねている。