ドキュメンタリー映画『WE LIVE IN PUBLIC~公開生活24時』のプレミア上映とトークイベントが、7月17日に東京・渋谷のユーロライブで開催される。
日本初公開となる同作は、アメリカ・ニューヨークのIT企業家のジョッシュ・ハリスを10年以上にわたって取材したドキュメンタリー作品。1990年代にハリスが行なった、恋人との生活を24時間インターネット放送する実験や、ビルの地下施設にアーティスト100人を無償で住まわせ、大量のカメラによって彼らの生活の全てをインターネット中継したプロジェクト『WE LIVE IN PUBLIC』の様子を映し出す。
作中では『WE LIVE IN PUBLIC』において、密室で住人たちが屋内射撃やパレード、セックス、尋問などを繰り広げ、次第に彼らの振る舞いが過激になっていく様子を映している。またインターネット放送黎明期の実験的映像も挿入される。劇中にはデヴィッド・ボウイの“Moonage Daydream”を使用。上映会の参加申込は現在受付中だ。
なお同作は2009年に『サンダンス映画祭』ドキュメンタリー部門で審査員大賞を受賞。ニューヨーク近代美術館にもコレクションされている。監督はドキュメンタリー作家のオンディ・ティモナー。