世界中の音楽ファンに愛された歌手ホイットニー・ヒューストンは、2012年に48歳の若さで死去。彼女が誰よりも愛した娘ボビ・クリスティーナ・ブラウンも、2015年1月に自宅浴槽にて意識不明に。その後同年夏にホスピスにて死去した。わずか22歳で亡くなった彼女の最後の恋人は‟死への関与”を噂されてきたが、本人の言い分は…。
ボビ・クリスティーナ・ブラウンと兄妹のように育ち、恋仲になって同棲していたニック・ゴードン氏。正式な結婚には至らなかったものの夫婦同然の生活をしていた2人は、若さゆえか衝突することも多かったという。
そんなニック氏がこのほど『The Sun on Sunday』の取材に応じ、こう語った。
「彼女の身に起きたこと。それは悲しいかな、彼女自身がもたらした結果です。」
母ホイットニーの死を機に、ボビ・クリスティーナはワインを何瓶も空にするほどアルコールに依存するようになったという。
「悩みを消そうと酒を飲んでいました。ホイットニーの命日や誕生日が近づくと、さらに状態が悪くなって…。」
そのニック氏につきボビ・クリスティーナの遺族は‟死への関与”を疑っているが、本人はそれを完全に否定した。
「僕が帰宅したとき、(意識をなくしてから)ずいぶん時間が経過していたんです。ワインの瓶が2瓶空になっていましたが、何を混ぜて飲んだのかは分かりません。」
「そのあと叫び声がして、僕は2階に走って行った。すると友人が彼女を浴槽から運び、彼女は床に横たわっていました。」
そこで友人に救急医療隊員を呼ぶよう命じたニック氏は、心肺蘇生法を試みたとのこと。ほどなくして警察が到着し、ボビ・クリスティーナは病院に搬送されたという。その後ニック氏は見舞いすら許可されず、ボビ・クリスティーナを看取ることも葬儀参列も許されなかった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)