フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバー、シャルル・ルクレールが、ハースF1チームからイギリスGPのフリープラクティス1に参加することが決まった。
モナコ出身、現在18歳で今年GP3に参戦しているルクレールは、開幕戦で優勝、第1ラウンドを終えた段階でランキングトップに立っている。
フェラーリと強い提携関係にあるハースからF1レースウイークエンドデビューを果たすものとうわさされていたルクレールは、5月に2014年型フェラーリでフリー走行専用スーパーライセンス取得の条件を満たす距離を走行した。
ハースは、ルクレールがイギリス、ハンガリー、ドイツ、マレーシア、アブダビでFP1において走行、同様にフェラーリ傘下のドライバー、エステバン・グティエレスのマシンに乗ることを明らかにした。
「シャルル・ルクレールはフェラーリから非常に高く評価されており、彼の経歴が能力を物語っている」とハースのチーム代表ギュンター・シュタイナー。
「この機会を提供し、次世代のF1ドライバーたちの育成に貢献できるのは喜ばしいことだ。なお、エステバンはシャルルの先輩としてレースカーを彼に提供する」
「F1カーに乗るチャンスを得ることができて最高だ。ハースF1チームとエステバンにはいくら感謝しても足りないぐらいだ」とルクレール。
「ハースF1チームとフェラーリが僕を信頼してくれたことが誇らしい。F1ドライバーになるという僕の究極の目標への重要な一歩になる」