アウトモビリ・ランボルギーニは、今年で50周年を迎える名車『ミウラ』へのオマージュとして、V12エンジン搭載のアヴェンタドール・クーペのスペシャルエディション『アヴェンタドール・ミウラ・オマージュ』を発表した。
ランボルギーニ・ミウラは、1966年にジュネーブショーで発表され、後に数多くのレーシングカーを手がけるジャンパオロ・ダラーラがシャシー設計とプロジェクトを担当。V12エンジンを搭載した流麗なクーペとして、後に幻の存在となる『イオタ』とともに高い人気を博した名車だ。
そんなミウラ誕生50年を祝った『アヴェンタドール・ミウラ・オマージュ』が、イギリスで開催されたレーシングカーの祭典、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでお披露目された。オリジナルモデルであるミウラのカラーやスペックを受け継いだ代表的なソリッドカラーおよびメタリックカラーを厳選した計6色を採用している。
ミウラのイメージはマットシルバー、またはゴールドのディオーネ20/21インチリムなど外装にも表現されており、サイドを飾るメタリック仕様のミウラ・バッジやリヤに施された黒のランボルギーニ・ロゴ、そして車内にはリミテッドエディションのプレートが施される。
『アヴェンタドール・ミウラ・オマージュ』は50台の限定生産となり、すでにその大半が売約済みとされているが、一部の市場ではまだ購入が可能だという。