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ゲーム原作映画『ウォークラフト』、伊藤暢達による描き下ろしイラスト&特別映像公開

2016年06月27日 15:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ウォークラフト』(c)2016 legendary and universal studios

 全世界興収が約395億円を突破し、ゲーム原作映画の全世界興収ランキング第1位を記録した映画『ウォークラフト』より、伊藤暢達による描き下ろしイラスト&特別映像が公開された。


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 本作は、ブリザード・エンターテイメントが提供する同名ゲームを映画化したファンタジー。オーク族に属するデュロタンが、仲間たちから“反逆者”として扱われながらも、平和を願い、人間と共存する道を選択する模様を描く。デヴィッド・ボウイの息子であり、『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』のダンカン・ジョーンズ監督がメガホンを取った。


 このたび公開されたのは、「サイレントヒル」などを描いたデザイナー・伊藤暢達が描き下ろしたデュロタンのイラスト。「さまざまな作品で悪役として描かれる事の多いオークのイメージを一新させたデュロタンというキャラクターを、独自の世界観を持つ方に表現していただきたい」と考えていた配給会社が、伊藤に熱烈オファーをしたことにより実現した。


 一方の特別映像は、伊藤が手がけたイラストの制作過程や制作方法が収められている。伊藤は、「群衆の中でデュロタンだけ人間側に付いているという絵が、このキャラクターを伝えるのに一番わかりやすいかと思うので、本来はオーク側にいるはずなのに、デュロタンだけ真逆を向いているという構図で描き進めようかと思います」と説明し、手書きでイラストを制作。描く際のポイントについては「極端なくらいマッチョなキャラクターなので、それを出すのに最初は手間取りました。肩のボリュームがキャラクターの一番の特徴なので、誇張気味にしたつもりです」とコメントしている。(リアルサウンド編集部)