トップへ

関ジャニ∞、期待の斜め上をいく「現在地」 パワフルな楽曲支えるのは団結力?

2016年06月26日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)タナカケンイチ

 7月6日に、関ジャニ∞がニューシングル『罪と夏』をリリースする。発売に先駆けて公開された表題曲のMVは、南国リゾートを彷彿とさせるプールサイドのライブ会場で、メンバーが水を蹴ったり、水鉄砲を発射したりと大騒ぎ。観客もメンバーに負けじと、ひまわりの花を振り回して大盛り上がりな作品に仕上がっている。7月30日から始まる『関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ』のライブ会場でもきっと熱いパフォーマンスと共に聞かせてくれるに違いない。今年の夏を彩る一曲になることだろう。


(関連:関ジャニ 横山×錦戸、セクゾ 佐藤×松島、A.B.C-Z 塚田×戸塚…“シンメ”を越える魅力を持つ人気コンビとは?


 さらに、今作品で話題を呼んでいるのが、初回限定盤Bに収録されている「バッキバキ体操 第一」だ。『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)内で誕生した、この曲。実は、関ジャニ∞結成以来、村上信五が初めてセンターを務めるということでも注目を集めている。番組内では村上が誕生秘話を語ったのだが、国民的な体操である「ラジオ体操」を超える、新しいエクササイズを目指しているのだと伝える大切な場面で、「新型エキッササイズ」とアマ噛みして笑いを誘う村上が、楽曲の世界観とマッチしていて楽しい。


 MVも、メンバーがヘアバンドに短パンと、どこか懐かしい体操のお兄さん風な衣装に身を包んで登場。真剣な表情で体操する姿はパッと見ると、大変シュールで面白い。だが、実際この体操を真面目にやると、汗がにじむほど適度な負荷があるのだとか。ボディラインが気になる夏。このMVを見ながら、汗を流して、バッキバキ=キレのある体を手に入れられるかもしれない。


 改めて、いま関ジャニ∞はアーティストとして、脂が乗っているという印象だ。特に、近年のリリース曲は表現の振り幅が大きく、いい意味で尖った作品が多い。「言ったじゃないか」で力強いバンド演奏を披露したと思ったら「CloveR」で胸キュン必至なアイドルスマイルを見せたり、「前向きスクリーム!」でお祭り男達になりきったと思ったら、「CANDY MY LOVE」では美しい女装姿でキャンジャニ∞になったり。もちろん「侍唄」のようにじっくりと聴かせる一曲もある。


 その完成度の高さを支えているのは、メンバー間の団結力に他ならないのではないか。素の表情が楽しめる『関ジャニ∞クロニクル』を見ていても、メンバー間の信頼関係の強さが十分に伝わってくるのだ。6月25日放送の回では、横山裕が嫉妬したメンバーを発表するコーナーがあった。これも、言ってみればメンバーの才能やセンスを褒め称えているようなもの。お互いを尊敬し、それぞれのキャラクターや個性を知り尽くしているからこそ成り立つコーナーだ。グループにおける1人ひとりの存在感が明確になっており、誰がセンターに立つかというだけでテーマ性がハッキリする。だからこそ、個性的な作品でも、関ジャニ∞らしさをブレることなく発信できているのかもしれない。これからも、私達の期待の斜め上をいくパワフルな作品を、そして仲睦まじい男たちのじゃれ合いを見せてほしいものだ。(佐藤結衣)