ドルナ、FIM、IRTA、MSMAによって構成されるグランプリコミッションのミーティングがオランダGPの会場であるアッセンで開かれ、MotoGPマシンのウイングレットに関して2017年から禁止とすることを承認した。
すでに、Moto2、Moto3マシンはウイングレットが禁止となっているが、これにより全クラスのマシンでウイングレット装着が禁止となる。なお、MotoGPマシンは2016年シーズンいっぱいはウイングレットの装着が認められている。
また、2002年の4ストロークマシン導入以来行なわれていたMotoGPクラスの上位入賞車に対するレース後の音量測定だが、これまで規定違反がなかったことからをこれを廃止することが承認された。
さらにMoto3クラスのホンダのマシン(NSF250RW)のバルブスプリングの交換とマヒンドラのMoto3マシンに発生したオイルもれ対策のリング交換を、次戦のドイツGP(ザクセンリンク)でテクニカルスタッフの監督下のもと許可することを承認した。