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【動画】イッセイ ミヤケ メンのパリコレでサイケバンド幾何学模様がライブ

2016年06月25日 21:32  Fashionsnap.com

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ISSEY MIYAKE MEN 2017年春夏コレクション Image by: ISSEY MIYAKE INC.
「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」が、パリ5区に位置するピエール・エ・マリー・キュリー大学内で2017年春夏コレクションを発表した。デザイナー高橋悠介がインドの旅から着想したというテーマは「JOURNEY from a WHITE PAGE」。ショー音楽はサイケデリックロックバンド幾何学模様(Kikagaku Moyo)がライブ演奏した。

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 新作コレクションは、旅が進むにつれて白紙のページが徐々に色付けされていくように、無彩色から多彩色まで表現を広げた。同じ白でも色調が異なり、糸の撚りや複雑な織り柄、竜巻絞りを応用したハンドクラフトプリーツなどによる凸凹のテクスチャーが特徴。中盤のホーリー祭から着想したというカラフルなマーブル柄やスタンプチェック、水彩画のようにダイナミックな抽象柄は、5~10種類の版を使用して熟練した職人によって手捺染されているという。天然素材を用いながらストレッチやノンアイロン、ウォッシャブルといった機能を持ち、後半のジャケットは糸や毛芯から開発し軽量化。都会と自然を好む男性に向け、リラックスしたエレガンスを提案している。
 「イッセイ ミヤケ メン」はこれまでも写真家の作品をコレクションに起用するなどアートとの結びつきが強かったが、今回のショーでは話題のバンドとコラボレーションした。会場でライブ演奏を披露した幾何学模様は2012年に東京で結成された5人組のバンドで、主に海外のツアーやフェスなどを通じて活動している。インド古典やアシッドフォーク、クラウトロックまで幅広く、ライブでは即興を織り交ぜた予測不能の演奏が特徴。今回はメンバー全員が白一色の衣裳を着用し、オリジナル楽曲を演奏した。
■ISSEY MIYAKE MEN 2017年春夏コレクション:全ルック