トップへ

被告、隠し持っていた排泄物を弁護士の顔に 禁錮40年に激怒か(米)

2016年06月25日 18:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

実刑判決に激怒の被告、弁護士に排泄物を(出典:http://wdtn.com)
40代にして懲役40年の実刑判決を言い渡されたある被告。そのような時に隣に座る弁護士に悪態をつく被告も中にはいるが、この男のやり方は違った。とんだ奇行に法廷のすべての人々が顔をしかめたという。法廷に設置された監視カメラが捉えた映像を元にオハイオ州のメディア『WDTN』が伝えている。

オハイオ州スプリングフィールドの裁判所でこのほど、重く武装した上で強盗事件を繰り返してきたリッキー・ハンドという46歳の男に関する裁判が行われた。反省の色を見せないハンド被告には当然のように有罪判決が下り、判事からは禁錮40年の刑が言い渡された。しかしその直後、悔しさ、怒りを込めて被告がとった行動はあまりにも不快なものであった。

骨折でもしたのか、その日の被告は左腕を肩から吊るしたアームスリングに収めていた。「え、俺に40年もオツトメしろって? マジで40年も? じゃあ、これ何だと思う?」などと言いながら右手をアームスリングの中に入れる。被告は白い布か紙のような塊を机の上にポイと置くと、続いて取り出したのはなんと排泄物。それを隣に座る弁護士に投げつけたのだ。両脇から刑務官がすぐさま被告を取り押さえるが、被告の動きは非常に素早く年配の弁護士が無事であったとは思えない。

被告は大小の排泄物をたっぷりと詰めた薬の瓶をアームスリングの中に隠し持って法廷入りしていたことがわかっている。クラーク郡の保安官ジーン・ケリー氏は同メディアの取材に、「ハンドは最低でも30回、窃盗や強盗事件を繰り返しています。直近の事件は仮釈放の身でありながら今年1月に起きています。何をするかわからないこの男については、法廷入りする前にもっと警戒が必要でした」と説明している。このたびの法廷での悪態に、さらに重い刑罰が検討されることは必至とみられている。

出典:http://wdtn.com

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)