ロシアを拠点にフォトグラファーやデザイナーとして活躍するゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)初のモノクロ写真集「THE DAY OF MY DEATH」が、6月27日に1,000部限定で発売される。パリのTrading Museum Comme des Garçonsと、ロンドン・ニューヨーク・銀座の「ドーバー ストリート マーケット(Dover Street Market)」、IDEAのウェブサイトで取り扱う。
即完売した「Crimea / Kids」や「Youth Hotel」に続き、IDEAから出版される写真集「THE DAY OF MY DEATH」は、自身のブランド「ゴーシャ・ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)」がメンズ見本市「第90回 ピッティ・イマージネ・ウオモ(Pitti Immagine Uomo)」にゲストブランドとして招待されたことをきっかけに誕生したプロジェクト。イタリアの映画監督で詩人の故ピエル・パオロ・パゾリーニ(Pier Paolo Pasolini)にインスパイアされて制作したという写真集には、イタリア・フィレンツェの工場や政府本部などを舞台に、ムッソリーニ支配下のイタリアに旧ソ連を重ねて撮り下ろしたモノクロの作品が掲載されている。同氏がロシア以外で撮影した初の写真集となる表紙には、メンズのテーラードジャケットを纏って煙草を吸う女優のRenata Litvinovaが登場し、ラブチンスキーの新たな出発への決意表明を表すという。価格は7,000円。
■IDEAウェブサイト