ゲームなどに夢中になりすぎて突然の体調不良に見舞われ、病院に運ばれるといったニュースが報じられることも多いインターネットカフェの世界。このほどは中国から足が壊死した若者の話題が飛びこんできた。
浙江省の杭州市にあるインターネットカフェで、6日間オンラインゲームをし続けた男性が気づかぬうちに足が壊死してしまったことを『杭州日報(Hangzhou Daily)』ほかが伝えている。
男性は19歳(それ以上の情報は明らかにされず)。店を出た後、歩くこともままならなくなって線路近くの植え込みの陰へ。意識もなく横たわっているところを発見されたが、足の裏に感染症とみられる出血と壊死が確認されたことから救急車で病院に搬送された。幸いにも足の壊死部分を取り除く治療は成功したが、感染症を起こしているため処置が遅ければ命を落としていたであろうという。
「所持金はネットカフェで使い果たし、3日間飲まず食わずでさまよった。水が欲しい」などと話したため警察はその家庭に連絡。しかし「10日前から行方不明だった。オンラインゲームにしか興味を持っていない息子などもう帰って来なくてよい」と返答するなど、父親の最初の返答は冷酷なものであったそうだ。
ネットカフェでのオンラインゲームに熱中する若者に関する話題は数知れない。同じく浙江省では昨年11月、10年前に14歳で行方不明となっていた少女が、杭州市のネットカフェを転々とした挙句24歳で発見された。偽造された身分証明書を所持していたが、公安当局の抜き打ち検査が奏功したという。
出典:http://shanghaiist.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)