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建築家としてのミケランジェロに光当てる展覧会、真筆の素描も展示

2016年06月24日 20:50  CINRA.NET

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エティエンヌ・デュペラク『ミケランジェロ設計のサン・ピエトロ大聖堂の立面図』、カーサ・ブオナローティ蔵 ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
『ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝』が6月25日から東京・パナソニック 汐留ミュージアムで開催される。

イタリア・ルネサンス期の芸術家ミケランジェロ・ブオナローティ。『ダヴィデ像』『ピエタ』などの彫刻や、システィーナ礼拝堂の天井画をはじめとする絵画に加え、建築の分野でも活動した。フィレンツェとローマにはミケランジェロが設計した建築物が現在も残っている。

同展はミケランジェロの建築に光を当てる展覧会。システィーナ礼拝堂の下絵など、ミケランジェロ本人による真筆の素描や書簡約35点を含む70点が展示されるほか、建築模型や写真、映像を通して建築家としてのミケラジェロの功績を紹介する。また会場には、丹下健三、磯崎新らの資料を通して近代日本の建築家がミケランジェロの作品をいかに受容したかを検証する特別展示コーナーも設けられる。