映画『ロック・ザ・カスバ!』が、7月20日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
同作の舞台は、落ちぶれた音楽芸能マネージャーのリッチーが、所属歌手ロニーと共にアメリカ軍慰問コンサートで訪れたアフガニスタンの首都カブール。現地で出会った美しい歌声の少女に才能を感じ、女性が人前で歌うと命の危険にさらされるイスラム教社会の中で、彼女をデビューさせようと奮闘するリッチーの姿を描く。
高額なギャラに釣られて紛争の絶えないアフガニスタンを訪れるリッチー役を演じるのはビル・マーレイ。嫌々アフガニスタンを訪れるが、リッチーの荷物を持って姿を消すロニー役をズーイー・デシャネル、紛争地帯を知り尽くした用心棒ボンベイ役をブルース・ウィリスが演じる。さらにケイト・ハドソン、テイラー・キニーらがキャストに名を連ねている。
メガホンを取ったのは『レインマン』で『アカデミー賞』最優秀作品賞に輝いたバリー・レヴィンソン。脚本は映画『リクルート』などのミッチ・グレイザー、音楽は『エージェント・ウルトラ』などの音楽を手掛けたマーセロ・ザーヴォスが担当している。