今月、不可解な事故により他界した俳優アントン・イェルチン(享年27)。あまりにも早い彼の死に大勢のファンや関係者は涙に暮れているが、彼の死亡証明書によるとその死は長い苦痛の末に訪れたものではなかったという。
才能に溢れる若手俳優として知られ、『スター・トレック』シリーズなどで人気を博したアントン・イェルチン。しかし彼は、今月19日に死去。
愛車と門に取り付けられた郵便受けに挟まれ帰らぬ人となり、死因は外傷性窒息と伝えられた。
先日、ロサンゼルス郡検視局のエド・ウィンター次席検視官の代理人が『TheWrap』の取材に「彼の受けた怪我の状態から判断すると、おそらく1分以内…それくらいの時間で絶命した可能性が高い」とコメントしていたが、死亡証明書にも以下のように記載されたという。
「アントンはごく短時間で死に至った」
また死因についても、車と門に挟まれ強く圧迫されたこと以外はなかったもよう。今後のさらなる活躍を期待された彼の死に家族もファンも大変な衝撃を受けたが、苦しみが一瞬で終わったとの最終調査結果が、少しでも悲しみを和らげたことを祈るばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)