竹内結子が唯一出したシングルCDについて、彼女が『SMAP×SMAP』に出演した際に中居正広が「竹内さんからCDをもらった」と話したことがある。彼女にとっていわば歌手デビュー曲となるその『ただ風は吹くから』のレコーディング秘話を『おじゃMAP!!』で明かした。
まず、2015年8月に
竹内結子が『SMAP×SMAP』のBISTRO SMAPを訪れた時を振り返ると、1998年に『ただ風は吹くから』でCDデビューしていたことが発覚した彼女は「17歳の過ちだった」と恥ずかしそうだった。一方、CDをもらった中居正広は「すげえいい歌!」「今もCD持ってるもん」とすっかりお気に入りで、自身のラジオ番組でも年に1回はかけているという。
6月22日放送の『おじゃMAP!!』に竹内結子がゲスト出演して、香取慎吾や“ザキヤマ”こと山崎弘也とロケを行った。香取はその時のことを覚えており、移動中の車で『ただ風は吹くから』の話題となり楽曲が流れると「中居くんが好きそうな歌なんだよね~」「自分で作詞作曲したものに似ている」と改めて聴き入った。
当の竹内は照れてしまい「もういいじゃないですか」と曲を止めさせようとするが、結局1コーラスは流れた。すると、彼女は17歳だった当時を思い出して「レコーディングの時にえずきながら録った」と明かすではないか。「自分で歌うぶんにはいいけど、この歌をみんなが聴くのかと思ったら気持ち悪くて」との理由から実は嫌々ながらだったそうだ。
1998年10月に公開された映画『イノセントワールド』で竹内結子は安藤政信とW主演を務め、彼女にとって初主演映画でもあった。その主題歌が『ただ風は吹くから』である。アコースティックなアレンジとピュアな歌声が素直に入ってくる名曲で、中居正広がお気に入りなのもうなずける。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)