今月17日、英北西部ランカシャーのブラックプールにある遊園地に少年2人が忍び込み、ジェットコースターに勝手に乗り込んでいた。『bbc.com』ら複数のメディアが伝えている。
17日午前4時頃、10代の少年2人がブラックプールの遊園地「プレジャー・ビーチ・ブラックプール」の園内に侵入した。2人は施錠されていた門をよじ登って忍び込み、「ブルー・フライヤー(Blue Flyer)」と呼ばれる1934年製の子供用木製ジェットコースターに向かうとコントロールルームに侵入。
ジェットコースターを作動させ、30分もの間フリーライドを楽しんだ。
その後カフェテリアに移動した少年らは、施設内に置いてあった食べ物をあたり一面に撒き散らしている。少年たちの様子は防犯カメラが捉えており、午前4時50分、これに気づいたセキュリティスタッフが警察に通報。15歳の少年が不法侵入罪などで現行犯逮捕された。
事件を受け、プレジャー・ビーチ・ブラックプールの広報担当者は「施設内は24時間体制で監視されています。ジェットコースターはきちんと点検をした上でお客様に提供する予定です」と述べた。
ジェットコースターは1周90秒ほどだが、時速24キロものスピードが出る。近隣住民は「明け方に遊園地に忍び込むなんてどうかしている。あんなことをしてよく命があったものだよ」と呆れ顔だ。ランカシャー警察署によると少年に犯罪歴が残ることはないが、処罰については検討中だという。
出典:http://www.bbc.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)