トップへ

東京五輪公式グッズ第1弾発表 今後は著名デザイナーの起用も?

2016年06月23日 08:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

発表会の様子(前列中央左:エンブレムデザイナーの野老朝雄 中央右:田口亜希) Image by: FASHIONSNAP
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が6月22日、公式エンブレムを使用した「東京2020公式オリジナル商品」を発表した。エンブレムを広く認知させるため、第1弾は白地にエンブレムを配したシンプルなデザインを展開。Tシャツ(2,500円)やポロシャツ(3,000円)、ハンドタオル(800円)、ピンバッジ(600円/いずれも税別)などをそろえ、新設の「東京2020オフィシャルオンラインショップ」や都庁内店舗などで"オリンピックデー"の6月23日に発売される。

東京五輪公式グッズ第1弾発表の画像を拡大

 今年8月に控えているリオデジャネイロ大会の開催前に東京大会の商品を展開するのは異例のこと。「できるだけ多くの方に手に取ってもらい、東京大会に親近感を持って欲しい」(担当者)という理由から、オリンピックデーに合わせて発売を決めたという。今後は日本独自の技術や伝統工芸を取り入れた商品開発を進めながら、ライセンシーとなる企業の募集も行う。発表会にはエンブレムデザイナーの野老朝雄が出席。今後の商品展開について「視覚障害者が触って楽しめるような凹凸のあるものや、団扇、扇子、浴衣などの和物と相性が良いと思う」と期待を込めた。
 リオ大会では、参加国がステラ・マッカートニー(Stella McCartney/イギリス)や「ポロ ラルフ ローレン(POLO Ralph Lauren)」(アメリカ)といった実力を持つファッションデザイナーやブランドを起用しユニフォームなどを発表しているが、日本ではリオ大会・東京大会ともに計画されていない。「東京2020公式オリジナル商品」もデザイナーの起用は現時点で未定だが、担当者は「検討している」と話している。