Bjorkによるイベント『Making of Bjork Digital』が6月28日に東京・お台場の日本科学未来館ジオ・ステージで開催。あわせてライブアルバム『Vulnicura Live』の日本盤が7月13日にリリースされることがわかった。
『Making of Bjork Digital』は、6月29日から日本科学未来館で行なわれる『Bjork Digital ―音楽のVR・18日間の実験』のプレイベント。会場ではアルバム『Vulnicura』収録曲の“Quicksand”をBjorkが歌唱し、最新技術を駆使した演出とのコラボレーションによって、パフォーマンスの模様を捉えた360度VR映像をリアルタイムストリーミング配信する。
当日Bjorkはネリ・オックスマン(MITメディアラボ)とMEDIATED MATTER GROUPが3Dプリンタを使って制作したマスクを装着。さらにDentsu Lab Tokyo、Rhizomatiks Researchが開発したARとVRの演出技術、P.I.C.S.の映像制作協力による演出の中でパフォーマンスを行なう。リアルタイムストリーミングは当日20:00から約5分間実施される予定だ。
パフォーマンス終了後はBjorkによるトークショーを開催。Bjorkに加えて、内田まほろ(日本科学未来館)、菅野薫(Dentsu Lab Tokyo)、真鍋大度(Rhizomatiks Research)、TAKCOMが登壇し、同プロジェクトの制作秘話やテクノロジーとクリエイティブの未来について語る。チケットの販売は6月24日10:00からスタート。
なお7月13日にリリースされる『Vulnicura Live』は、昨年発表された『Vulnicura』のリリースツアーとして同年3月から8月にかけて行なわれるも途中で中止となった『Vulnicura Tour』の音源を収めた作品。Bjork自身が選曲とミックスを手掛けている。