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アントン・イェルチン、事故後1分足らずで死亡か

2016年06月22日 10:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

不可解な事故で死去したアントン・イェルチン
米時間19日に、『スター・トレック』シリーズで知られる俳優アントン・イェルチンが愛車と郵便受けの埋め込まれた煉瓦製の柱(門)に挟まれて死去。わずか27歳の彼の死に大勢の映画関係者とファンが涙する中、検視官は“事故発生後、1分以内に絶命した可能性”を指摘した。

ロサンゼルス郡検視局のエド・ウィンター次席検視官がこのほど『Us Weekly』の取材に応じ、「死因は外傷性窒息です」とコメント。また同氏の代理人は『TheWrap』に対して、こう説明している。

「彼の受けた怪我の状態から判断すると、おそらく1分以内…それくらいの時間で絶命した可能性が高いでしょう。」

また『TMZ』は「胸部と頭に酷い怪我をした」という情報筋の話を紹介。車は肺を激しく圧迫していたもようだ。

そんな中、アントン・イェルチンの愛車2015年式ジープ・グランドチェロキーがリコール対象車だったという報道が浮上。メーカー側は早速「お悔やみ申し上げます」とメディアを通じて発表した。しかし事故につき徹底的な調査を行うのはこれからであるとして、現時点では(車そのものが事故を誘発したと)推測するのは時期尚早だとしている。

なおアントンが発見された際に車のエンジンはかかったままで、「ギアはニュートラルに入った状態だった」と速報で伝えられていた。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)