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「ランバン」新デザイナー初のコレクション発表、マスキュリンとフェミニンが共存

2016年06月21日 20:22  Fashionsnap.com

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2016年春夏プレコレクション Image by: LANVIN
「ランバン(LANVIN)」が、ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターにブシュラ・ジャラール(Bouchra Jarrar)を迎えてから初となる2016年春夏プレコレクションを発表した。

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 コレクションでは、ブランドの創設者であるジャンヌ・ランバンのモダンなクチュールの精神を忠実に再現。アーカイブでのジャンヌのアートワークを讃え、シンプルでタイムレスなスタイルが表現された。コレクションは、日々進化を続けるパリの文化などからインスピレーションを受け、マスキュリンとフェミニンの自然なバランスをデザインに反映。ブライトカラーのコントラストのデシン・ブラウスや、取り外しできるグラフィカルなカットアウトのネクタイ、サマーウールのテーラリングのプリーツパンツには、キルティッド・シルクやポニーヘアーから加工されたボリューム・ノースリーブ・コートを合わせた。その他、構築的なジャケットやブレザー、シルクブラウスやシフォンのロングスカートなどで構成され、コレクションに沿ってバッグとシューズもデザインされた。 ブシュラ・ジャラールは、ブランドのアーティスティック・ディレクターを14年間務めたアルベール・エルバス(Alber Elbaz)の後任として今年3月に同職に就任。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「クリスチャン ラクロワ(Christian Lacroix)」で経験を積み、自身の名を冠したブランドを立ち上げ、2013年にはオートクチュール組合のメンバーに承認されている。