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スーパーGT SUGO公式テスト 山田真之亮レースレポート

2016年06月21日 18:51  AUTOSPORT web

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UPGARAGE BANDOH 86
2016年6月20日

山田真之亮 PRESS RELEASE

FIA-F4からGT300へステップアップした注目ルーキー山田真之亮、
SUPER GT菅生テストで、トップタイムをマーク。

 6月18日~19日、宮城県、スポーツランドSUGOにてSUPER GTの公式テストが開催されました。一般ファンにも公開された今回のテストにはGT500クラス14台、GT300クラスが23台の参加を集め、お昼休みのピットウォークや各種ファンサービスも実施され、まるでレースウィークさながらの盛況ぶりを見せていました。

 昨年FIA-F4で優勝1回を含むシリーズランキング4位に輝き、今年度スーパーGT GT300クラスへとステップアップを果たした山田真之亮は、今回のテストにもTEAM UPGARAGE with BANDOHから大先輩の中山友貴選手と共に参加。2日間の走行テストで、次の第4戦菅生戦(7月23~24日)へ向けての貴重なデータ収集と、さらなるセットアップを進めました。

 前回の富士戦で4位入賞を果たした山田真之亮選手ですが、表彰台に立てたはずのレースだっただけに、その悔しさを胸に秘めて今回のテストに参加しました。プロドライバーとしての自覚は妥協を許さず、1分1秒をも無駄にしない心構えでテストに臨みました。

 テスト初日は両ドライバーともマシンのバランスに悩み、タイム的にはクラス18番手と低迷しましたが、エンジニアを含め詳細なデータ検討を続けた結果、テスト2日目には午前中に4番手、午後は山田真之亮がステアリングを握り、見事トップで公式テストを終えました。チームとしても、自信を持って第4戦に臨める結果となりました。

■山田真之亮のコメント
「僕としては、得意なオートポリス戦がキャンセルになってしまったことで、この菅生テストに賭ける意気込みはかなり強くありました。初日は予定していたセットアップがいまひとつで、ニュータイヤでアタック中に限界を超えてスピンしてしまい焦りました。それでも気持ちを切り替えて、中山さんやエンジニアさんとしっかり話し合い、セットアップを大幅に変更してもらいました。2日目は走り出しから感触が良く、マシンの動きにも違和感がなかったので、午前中はロングランを担当し、午後にニュータイヤでアタックしたら、トップタイムがマークできました。セッションで最後までトップタイムでいられたのは初めてだったので嬉しい結果でした。GT500のほうも関口雄飛選手がトップタイムをマークしたので、BANDOHRACINGとしては最高の1日でした。

2日目の午前、午後を通じた総合タイムでは3番手でしたが、自分の走りとマシンのセットアップをもう少し変えれば、1分17秒台は見えていた自信はあります。それがわかっただけでも、ある意味、これがテストで良かったです。

次の菅生戦の前に鈴鹿公式テストがありますから、ロングランに関してはそこでさらに煮詰めて、7月の第4戦菅生では、坂東総監督、石田監督、中山友貴先輩、そしてエンジニアやメカニックの方々と力を結集して、最初からポールポジション、そして優勝を狙っていきます。頑張りますので、応援宜しくお願いします!」