2016年ル・マン24時間のスタート直後。クリアウォーター・レーシングのフェラーリ458 GTE[/caption] ル・マン24時間耐久レースを主催するACOフランス西部自動車クラブは、2016年のレースは26万3500人が来場したと発表した。2015年と同じ数字となっている。
今シーズンのル・マンは、LMP1クラスではトヨタ、アウディ、そしてポルシェという3メーカーが激突。残り3分でトップを走っていた5号車トヨタTS050ハイブリッドがスローダウンを喫し、2号車ポルシェ919ハイブリッドが優勝を飾るという劇的な展開となった(なお、そのトラブルの原因はエンジンの過給圧を司るシステムのトラブルとされているが、詳細はまだ発表されていない)。
また、LM-GTEプロクラスには巨人フォードが4台体制で参戦。68号車が優勝を飾り、LMP2クラスは地元フランスのアルピーヌが勝利を飾るなど、多くのトピックスがあった。
そんなレースの2016年の観客動員についてACOは、26万3500人という数字を発表した。今シーズンのル・マンは予選2日目や決勝直前等悪天候に見舞われることが多かったが、ACOでは昨年と同数の観客動員を記録したことを「喜ばしいこと」としている。