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オートバックス全日本カート選手権第3戦・第4戦レポート

2016年06月21日 17:21  AUTOSPORT web

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KFクラス第3戦・第4戦 フェスティカサーキット瑞浪
2016年オートバックス全日本カート選手権
KFクラス第3戦・第4戦
フェスティカサーキット瑞浪

KFクラス第3戦・第4戦 フェスティカサーキット瑞浪

2016オートバックス全日本カート選手権
KFシリーズ第3戦/第4戦
開催場所:フェスティカサーキット瑞浪
開催日:6月18~19日
コース:フェスティカサーキット瑞浪
●天候:曇りのち雨●路面状況:ドライ~ウェット●参加台数:KF=23台

 2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の第3戦・第4戦は、開幕から約2か月半のインターバルを経て、6月18~19日に岐阜県のフェスティカサーキット瑞浪で開催された。

 レースウィークは木曜日がレイン、金曜土曜と晴れたものの、決勝の日曜日は朝から雲が上空を覆い、9時ころから弱い雨が降り始めた。

[KF第3戦]朝日ターボ、得意の瑞浪で今季初優勝!
 土曜日に行われたクオリファイングプラクティスではルーキーの佐藤巧望(INTREPID・TM・BS)が最後のアタックラップで唯一42秒台までタイムを伸ばし予選のPPを獲得。2番手に三宅淳詞(SWF・IAME・BS)、3番手に朝日ターボ(EXPRIT・TM・DL)と続く。

 今回は日曜日に組まれた予選ヒート。直前に弱い雨が降り出したものの、ほぼ全車がスリックタイヤのままコースインする。スタート後も雨が強まることはなく、スタートからトップに立った朝日が最後までリードを保ちチェッカー。2位に角田裕毅(DRAGOCORSE・TM・DL)が上がり、3位に澤田真治(EXPRIT・TM・DL)とダンロップ勢が上位を占めた。

 決勝では朝日が好スタート。2番手に澤田が上がり、さらに朝日をかわすとトップに浮上する。しかしペースに勝る朝日は、3周目にトップを奪うと、徐々にリードを広げていく。2番手澤田の後方には、宮田莉朋(EXPRIT・TM・DL)がつけ、澤田に迫っていく。トップの朝日は約2秒のリードを守ったまま周回。宮田も18周目には2番手に上がるが、朝日のペースについていくことはできず差が縮まらない。最後まで安定したラップを刻んだ朝日が、昨年の瑞浪大会以来となる今季初優勝を獲得。2位に宮田、3位には最後尾から追い上げた菅波冬悟(CRG・TM・DL)が入った。

朝日ターボ/優勝ドライバーのコメント
開幕戦の結果で自信を無くしていましたが、チームがいろいろと盛り上げてくれ、こうして結果を出せたことをうれしく思います。午後は、またいい位置からスタートできますし、雨への不安もないので、カデットやジュニアのドライバーのお手本となるようなレースをしたいと思います。

リザルトはこちらからKFクラス Rd3



[KF第4戦]朝日ターボ、フルポイントを獲得する2連勝!

 午後に入り心配された雨が本格的に降りだし、ウェットコンディションとなった第4戦予選ヒート。このヒートも朝日がスタートを決めると1周目からレースをリード。2番手には小高一斗(CRG・TM・YH)、3番手に宮田が続く。最後は宮田が小高の前に出て朝日、宮田、小高の順でチェッカーとなった。

 雨は他クラスの決勝中にやや強くなり、路面を濡らしていく。KF第4戦決勝前には止んだものの、路面が乾くことはなく、最後もウェットコンディションでのレースとなった。

 その決勝でも朝日が好スタート。2番手に小高がつけるが、朝日は序盤からハイペースで周回しリードを広げていく。周回を重ねるとやがて小高のペースが落ち、菅波が2番手に上がる。しかし、その菅波も10周目のバックストレートでマシントラブルによりストップ。かわって三村壮太郎(CROCPROMOTION・TM・YH)が2番手へと上がるが、17周目に宮田が逆転。第3戦に続き朝日、宮田が1-2を獲得。3位には三村が入った。

朝日ターボ/優勝ドライバーのコメント
最高です。雨とはなりましたがとにかく自分ができることをしっかりやろうと思っていました。レースではできるだけタイヤを持たせようと走っていました。午前はドライ、午後はウェットで速かったのでこれを基準に次回へ向け準備していきたいと思います。

リザルトはこちらからKFクラス_Rd4