街の一角にある殺風景な階段も、ちょっとしたアイデアで驚くほど素敵なスペースへと生まれ変わる。
そんなことを教えてくれる面白いプロダクトがポーランドに登場し、話題となっています。
階段に取り付けられたマットと箱が合体したような物体。……これ、いったい何をするためのもの!?
【ベンチ兼お昼寝用マット】
「microinstallations」という名前のこの製品、作ったのはクリエリターデュオ「no studio」のMAGDA・SZWAJCOWSKAさんと、MICHAL・MAJEWSKIさん。
都市の忘れ去られた空間を生まれ変わらせることを目的とした「小さな発明シリーズ」のひとつとして、地元で開催される「DoFA」という建築物のフェスティバルのために作られたのだそう。
簡単な造りながら、ベンチとして座るもよし、ゴロンと寝転んでお昼寝するもよしと使い勝手がよさそう。利用している市民の皆さんも実に気持ちよさそうです。
都市空間の有効活用は大金をかけずともできることがいろいろとあるのかも。こうした楽しいアイデアがあると、街がもっともっと憩いの場になりそうですね。
参照元:designboom、no studio
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch