トップへ

松岡茉優、真野恵里菜、武田梨奈……美しき“腹筋”を持つ女優たち

2016年06月21日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド映画部

 女優・松岡茉優が、フェイクドキュメンタリードラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(テレビ東京)にて披露した“腹筋”がすごいと話題を呼んでいる。


参考:土屋太鳳、黒島結菜、木村佳乃……今期ドラマで活躍する“ドS女子”たち


 6月18日に放送された最終回にて松岡は、女優からアイドルへの転身を行い、予てから憧れていた“モーニング娘。16”のメンバーの一員としてライブパフォーマンスを行うことに。ステージで披露した歌やダンスはもとより、鍛え上げられた松岡の腹筋にも注目が集まり、ネットでは「松岡茉優の腹筋がヤバイ」「腹筋が素晴らしすぎる」といった声が多数上がっていた。


 私生活でもモー娘。の熱狂的なファンである松岡が、彼女たちと同じステージに立つために過酷な練習を重ねてきた賜物なのだろう。普段の清楚でおだやかなイメージやビジュアルとのギャップがあまりにも大きかったこともあり、思わぬ反響を呼んだ。『桐島、部活やめるってよ』の少しふくよかな女子高生役や、『ちはやふる』での若宮詩暢役からは想像もできない、アスリートのような腹筋は、たしかに賞賛に値するものだった。


 見事な腹筋を持つ女優は、松岡だけではない。『少女戦士伝シオン』で松岡茉優と共演経験のある武田梨奈は、その代表格といえる。“日本のアクション女優”とネットで検索すれば、常に上位に名前が上がってくるほど、肉体派女優としての認知度は高い。幼い頃から空手に打ち込み、現在も「腹筋やジャンプ、抱え跳びなど基礎をやったり、父に体を殴ったり蹴ったりしてもらうことは常にしています」と日常的に鍛えていることを明かしている。(参考:サンスポ/武田梨奈、女ジャッキーになる「日本から新たなアクションブームを」)そんな空手の腕前や鍛え上げられた肉体美を見込まれ、日本のアクション映画への出演はもちろん、韓国のクライムアクション映画『ベテラン』やマーベルコミック原作のNetflixドラマ『デアデビル』のようなアクション系海外作品のイベントにも多数登場し、時には得意とする空手を披露して会場を盛り上げている。当初はアクション作品への出演が多かったが、最近では映画『ドクムシ』や映画『海すずめ』といった幅広いジャンルの作品へ出演するなど、女優としての活動の幅をどんどん拡大してきている。


 ドラマの中の松岡とは逆パターンで、アイドルから女優に転身し、見事な腹筋を披露している女優たちもいる。まずは、元AKBグループに所属していた秋元才加だ。主演映画『媚空 -ビクウ-』では、もともとアイドル活動で培った肉体美がありながらも、さらに肉体を鍛え上げ、監督の雨宮慶太から「スタントマンでもあんなに腹筋が割れてる人はいない」と言われたほど。(参考:映画.com/秋元才加の腹筋はスタントマン以上!主演アクション映画公開で監督が絶賛)


 また、元・ハロー!プロジェクトで、現在『とと姉ちゃん』(NHK)の早乙女朱美役が話題を呼んでいる真野恵里菜も、腹筋にスポットが当てられたことのある女優だ。2014年に自身のブログで「最近また、腹筋割れてきました。舞台期間中よく筋トレしてたからね」とコメントしているほか、本人曰く5kgの減量を経て撮影した写真集『Escalation』でもその肉体美は確認できる。(参考:真野恵里菜オフィシャルブログ「きまぐれでいず」)露出が多い衣装を着ることも少なくないアイドルにとって、肉体のメンテナンスは仕事のうちのひとつともいえるだろう(中にはぽっちゃり系という路線もあるだろうが)。自分の理想の肉体を追い求め努力を惜しまないその姿勢は、女優業でも活かされるようだ。


 かつて、女優の綾瀬はるかが『精霊の守り人』(NHK)で役作りやスタントを行うにあたり、「毎日のように腕立て伏せ200回、腹筋30回を5セットとかやっていたら、二の腕は筋張ってくるし、足は馬みたいになっていました」(参考:オリコンスタイル/綾瀬はるか、『精霊の守り人』で“猛獣化” 「どんなことも手を抜かない」がマイルール)と明かしていたように、役作りと体作りは切っても切れない関係にある。鍛え上げられた肉体は、アクションやダンスのシーンを華麗にこなすだけではなく、その演技に説得力をもたらすのだ。松岡茉優の腹筋が話題になったのも、その背景に彼女の惜しみない努力があったことを雄弁に物語っていたからに違いない。(泉夏音)