MotoGP：尾野弘樹、次戦オランダGPはリスクを避け欠場

第7戦カタルニアGP、Moto3決勝中に転倒、負傷した尾野弘樹が次戦オランダGPを欠場すると発表した。

　カタルニアGP決勝の4周目。「1コーナー進入でインにつけなかったことで2コーナーがタイトなラインになってしまい、その瞬間にリアを滑らせてハイサイド転倒をしてしまった」という尾野。左手第2中手骨（人差し指付け根部分）を骨折。日本に帰国後、6月10日大阪市内の大手前病院で手術を行なった。

　負傷部位の両側からピンを挿入して固定する経皮ピンニング術を受け、手術は無事に成功。経過は極めて良好との診断を受けたが、医師との相談の結果、オランダGPはリスクを避けて参戦を見送ることにしたという。

　また、尾野と同じホンダ・チームアジアに所属し、Moto2クラスで戦うラタパー・ウィライローはスペインGPで転倒、負傷。6月10日にバンコク市内のバンコク病院で手術を受けた。経過は良好だが、やはりオランダGPは見送ることになった。

　なお、ふたりともに第9戦ドイツGPの復帰を目指している。