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そごう・西武が「ヌッテ」と共同開発、PBブランド「エリアモード」衣料品強化へ

2016年06月20日 17:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

高槻店で販売されるブラウス(税込み8,100円) Image by: そごう・西武
そごう・西武が、全国各地の縫製職人に縫製サービスを依頼できるマッチングプラットフォーム「ヌッテ(nutte)」を運営するステイト・オブ・マインドとの共同開発商品を発売する。地方店から発信するプライベートブランド「リミテッド エディション エリアモード」(以下エリアモード)で展開される。

そごう・西武 ヌッテと共同開発商品を発売の画像を拡大

 そごう・西武は昨年3月、地方店の意見をもとに本部が企画・生産する商品や店舗独自の編集・開発アイテムを展開するプライベートブランド「エリアモード」をスタート。地場産業と取り組んだアクセサリーやインテリア雑貨を中心としたアイテムは売れ行き好調だが、衣料品は工場での大量生産が前提のモノづくりのため、地域ごとの異なるニーズへの対応に苦戦していた。
 今回、洋服のリメイクやオーダーメイドなどの縫製サービスを生産数1点から縫製職人に依頼できるサービスを提供する「ヌッテ」と取り組むことで、各地方店の特性に合わせた商品の開発・生産・発注が可能になった。PB衣料品の地域性と独自性を目指す新たなビジネスモデルとして、売り場の声を直接反映させた顧客参加型の商品展開を構築するという。6月21日からそごう広島店、徳島店、西武高槻店の3店舗で試行販売し、9月6日から「エリアモード」を展開するそごう・西武14店舗で展開を開始する。